そうなんです

前回の続き


はっきり言って、ウェディングプランナーだけをやっていた頃

専門学校? そこ行く暇あったら、


1分でも多くバイトしなよ。


1人でも多く、接客すべし


でしたね。

ま、根本のところは今も変わらない。


なぜ、その私が専門学校の講師をしているのか


最初にお世話になったのは

デザイン系で超有名なVANTANのブライダル科


あなたがウェディングプランナーに必要だ と思うことを

教えてくれればいいから、という

その言葉で、むしろ

「よっしゃー
現場で必要とされている人材というやつを
教えてやろうじゃないのッ 

と、鼻息荒く 引き受けたわけですヨ


が、まず教育されたのは私の方


そこで、講師という職業の

かなりシビアな評価 かつ、

講師としての心得、基本を叩き込まれました



最初に講師業を始めたのが

VANTANで良かった

というか、その時の名古屋校のTOPが

厳しくて素晴らしかったんですね。

今も、感謝しています。


VANTANは、いわばスクール扱い。法人です。

企業としての考え方が色濃い。

そのVANTANと同時進行で

THE 学校法人の

ブライダル系専門学校の授業を

することになりました 


こちらもやはり、

「現場に即した人材育成」と。

やっちゃいましょう!

18歳19歳20歳。


ウェディングプランナーという職業からしたら

スタートラインにも立つことのできない年齢


もちろん、学生としての人生経験しかないわけです。


その子たちと、まる2年過ごして思いました。

ブライダルに関わりたいと思っている

この子たちが今するべきこと。

私が伝えられること。


やっていることに何一つ無駄は無い、という思考を叩き込む。


現場の先輩として、その机上の知識を

  どんな場面で活用するのか、を伝え

  意欲を維持させる。


積極的に関わるべし。

  誰も何もしてくんないよッ

  自分で勝ち取れ



どんなポジションも体験してみないとわからないこと。


模擬なんて、たくさん失敗すればいい。

  お客様には絶対にあってはいけないことも
  
  模擬ならちょっとトラウマになるだけ。

  夜中に悪夢で目が覚めるだけ。

  その経験が、自分の引出しになる。


むしろたくさん失敗してほしい。


のろのろしてたら、

  まごまごしてたら、

  時間なんて

  あっという間に過ぎちゃうこと。


それで、焦ればいい。

どうにもならなくなればいい。


専門学校はそれができるところ。


私が一番やめてもらいたいのは

下手に大人が手助けして

できた気にさせないでほしい。


ぜんっぜんできてないんだから。


専門学校はそこを気づかせて、学ぶ力を

付けることができたら

時間とお金を使って

行くだけの価値はある


がんばれ、若者


弱くたっていいんです。

そのうち強くなる。


初めから強い人なんていない。


すごそうな人も
実は自分を追い込んで
やらざるを得ないところに
自ら身を置いて
泣きそうになりながら
やってんの

すごい人は
身を置く場所が
すご~く高いだけ

覚悟の違いです