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幸せに暮らすには?をいつも考える 
 
株式会社CID 
FOR HAPPINESS       CRYSTAL WEDDING
『 代表取締役 』の 吹原みきです。


私、小学校3年生の時に
母と弟との3人家族になりまして

当たり前ですが、かわいがってくれた祖父母は
母方の祖父母。

私は初孫です。


毎年、盆暮れ正月は祖父母のところへ行くのが
楽しみでした。

いつも私を自転車の後ろに乗せて
じ「みき、何食べたい?」
み「パン!」

このやり取りが恒例だったって叔母たちが
よく笑って聞かせてくれた。


にこにこしながら、
おばあちゃんをお姫様のように扱って、
多くを語らず、ただただにこにこ。

たばこを吸って、熱燗が好きで
車の免許は持たず、
お抹茶屋さんを営んでいて
いつも引き立てのお抹茶で
お茶を立てて飲ませてくれた。
お茶碗や菓子器や花瓶を焼いたり
畑でできた野菜を食べさせてくれたり。

そんな、大正15年生まれの祖父が
令和2年7月24日に96年の長い長い一生を終えました。


大正、昭和、平成、令和
4つも元号を生きてきて、
病気ではなく、本当に身体の限界が来た、ということ。

本当にすごい。


そして
祖母との夫婦生活は70年。


祖父が入院してから
「もっと優しくしておけば良かった」
と悔やんでいたらしい祖母。

祖父のご遺体のそばにずっと座っている祖母。

お棺の蓋をみんなで閉めるとき
ずっと手を放すことなく泣いていた祖母。


そんな夫婦の姿を、しっかり見ときなさいって
そう言っているかのようなタイミングで亡くなった祖父。

祖父が危ないかも、って聞いてから
一番不安だったのは、
その時に代われない仕事だったらどうしよう・・・
それがずっと頭から離れなかったけど


私の生活から考えると、本当に奇跡的に
お通夜に滑り込んで、翌日の葬儀、出棺、初七日まで
全て祖父と居られたのは、祖父がそうしてくれたのかな、と。



私は祖父みたいに、健康に長生きする自信はないけど
精いっぱい頑張るね、おじいちゃん。



毎年お正月にお花を活けるこの花器は
おじいちゃん作

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