これは結構有名な話です


名古屋のレストランウェディングのさきがけは、

ラ・メゾン・ブランシュ  よし川  白亜館

御三家 というヤツです 


私はたまたまご縁があって(自分で押しかけて?www)

このうちの1軒 白亜館のレストランウェディングプランナーでした

Restaurant 白亜館 

白亜館は明朝体なんですwww そんな細かいこだわり満載のお店 

優雅な雰囲気。本物の調度品。そこに流れる時間。大好きでした

そして…そこには、マダムという存在がありました。


その方は

言うならば


良いものを見つけるセンス

ブライダルへの想い

白亜館を愛し、信じ、誇りに想う気持ち

女性として

上に立つものとして

ウェディングプランナーみんなのお手本であり、非現実的な存在


上品で優しくて毅然としていて求めるところは容赦なく高い


かの有名なドレスショップも、あのフローリストも

今、有名ゲストハウスで絶大の信頼を得ているカメラマンさんも

彼女と名古屋で一緒にブライダルを創ってきたのです。


私が今もお世話になってるプロデュース会社の前身も

彼女に認められて、白亜館と契約した


私はマダムの現場(担当披露宴)を拝見したことがありません。

マダムの存在というか実物、生身の姿を感じただけ。


そして、先輩たちから聞くマダムの現役時代のお話


ご本人の雰囲気


けれどそれでも私はラッキーでした。
そんな彼女を純粋に近くで感じて吸収できた最後の世代なんですね私。


入社したての頃、こんなことがありました。

マダムの愛車(いわゆる高級外車)で、各店舗を見学に

路肩に寄せて駐車しようと思ったとき ガリガリ~

私『あ、マダムこすっちゃいましたよ

マ『おほほほほ こすっちゃったわね』

とか、けっこう天然


いくつになっても女性らしくチャーミング



私の知り合いが、ワインで有名なお店があるから、と

マダムもご一緒で食事へ出かけたときのこと。

実はその方よりもずっとずっと懇意になさっていたらしく

出迎えにいらしたそのお店のオーナーに

マダムは、ばれないようにそっと目配せ

その日は終始初めて行ったお店のようになさっていました。


偉ぶることもなく、いつも温かくすべての人に同じように接して

プランナーたちや各業者さんたちの力を信じてくださっていたマダム

そして、みんな、当たり前のように高い意識を求められました 


誰からも慕われ、尊敬され、それでもいつも謙虚



同じように白亜館にいても、マダムの世代かそうでないかで

なんとなく感じられる周囲からの評価の違い


とにかく絶大

永遠の目標



そんな存在を感じたことがあるっていうだけで、私って幸せ

私のブライダルへの考え方において、大きな大きな存在なのです。

皆さんはそんな存在、お持ちですか