クリスマスですね
フレンチレストランでウェディングプランナーとして勤務していた現役時代
秋はブライダルの繁忙期(トップシーズン)
からのクリスマスは、レストランとしての大繁忙期
正直、この時期はみんな年末に近づくにつれ、ヘロヘロです
私の勤めていたrestaurant白亜館は、
クリスマスケーキも毎年好評販売していたので
その業務もなかなか半端ないものでした
今では高層階とは言えませんが…
ビルの15階にあった夜景の美しいジャポネという店舗は
当時クリスマスシーズンになると、満席御礼、2回転半とか
が、3日間。23日24日25日あははは~って状態です
ま、今日書きたいな、って思ったのは、大変だったよ話ではなく
そんな年末、まさにいよいよその忙しさも峠を越え
明日からお正月休み~~~という、
ある年の12月30日に起こった忘れられない出来事
実は、そんな押し迫った日に誰もフレンチ、食べんでしょ
と、タカをくくった私たちは、12:30ごろ、各部署担当スペースの
大掃除を始めたわけです
シニアソムリエたちはジャケット脱いで、ユニクロのダウンベスト着ちゃって
私たちプランナーも、クロークの奥のほ~ぅに追いやられたいろんな物品を
ぜ~んぶ引っ張り出して
シェフたちは、いつも以上に念入りに厨房に磨きをかけ始めました
このままがんばって、今日こそは閉店時間からの最速で仕事納めだぁぁぁ
と、13時回ったころ、電話が
ひっくり返したようなお店の状態をおくびにも出さず
いつものように『はい。白亜館でございます』あくまでもエレガントに
すると『あの~ぅ、突然なんですケド、今から2名って食事できますか…』
一瞬後ろを振り返る
吹:『ありがとうございます。確認いたしますのでこのまま少々お待ちいただけますか?』
女性:『ありがとうございます~(うるうる)』
吹:『お客様、記念日などのご利用なのでしょうか?』
女性:『そうなんです~!!主人の誕生日が近くて。いつもそちらへ行ってみたいと
話していたんですけど、子供が小さいので、なかなか行けなくて今日は
実家で子供を見ていてもらえることになったので、急いで電話しました』
吹:『さようでございますか少々お待ちくださいませ』 … 電話保留
厨房に走り、シェフ~~~今から2名様、ランチお受けしてもいいですかッ
デッキブラシでごしごししていたシェフはじめキッチンスタッフのきょとん
吹:かくかくしかじか
シェフ:おしやるぞッ みんな:へ~い
シェフ:記念日なんだろ。ご主人の名前聞いとけ
吹:はいッ
次、表です
吹:かくかくしかじか シェフOKです
みんな:
わーい、やったぁ
吹:『大変お待たせいたしました 承れます』
女性:『あ~良かった~』
吹:『ほんと嬉しいです~
実はすぐのご案内ができません…。
30分後のご来店はご了承いただけますか?
よろしければメッセージプレートをご用意いたしますので、
ご主人のお名前をお聞かせください』
みんな、いつもの服装に整え、クロークから引っ張り出してたモノたちを
再度クロークに突っ込み お出迎え準備万全… です
ご来店くださったお二人が、とても喜んでくださったのは言うまでもありません
さらに、シェフが手配してくれて、ホールケーキでのアニバーサリーケーキを
お帰りにプレゼントすることができました
お留守番の方々にも召し上がっていただけるように…
楽しかったなぁ~
あのお店、だからこそできたこんな経験
フレンチレストランでウェディングプランナーとして勤務していた現役時代
秋はブライダルの繁忙期(トップシーズン)
からのクリスマスは、レストランとしての大繁忙期
正直、この時期はみんな年末に近づくにつれ、ヘロヘロです
私の勤めていたrestaurant白亜館は、
クリスマスケーキも毎年好評販売していたので
その業務もなかなか半端ないものでした
今では高層階とは言えませんが…
ビルの15階にあった夜景の美しいジャポネという店舗は
当時クリスマスシーズンになると、満席御礼、2回転半とか
が、3日間。23日24日25日あははは~って状態です
ま、今日書きたいな、って思ったのは、大変だったよ話ではなく
そんな年末、まさにいよいよその忙しさも峠を越え
明日からお正月休み~~~という、
ある年の12月30日に起こった忘れられない出来事
実は、そんな押し迫った日に誰もフレンチ、食べんでしょ
と、タカをくくった私たちは、12:30ごろ、各部署担当スペースの
大掃除を始めたわけです
シニアソムリエたちはジャケット脱いで、ユニクロのダウンベスト着ちゃって
私たちプランナーも、クロークの奥のほ~ぅに追いやられたいろんな物品を
ぜ~んぶ引っ張り出して
シェフたちは、いつも以上に念入りに厨房に磨きをかけ始めました
このままがんばって、今日こそは閉店時間からの最速で仕事納めだぁぁぁ
と、13時回ったころ、電話が
ひっくり返したようなお店の状態をおくびにも出さず
いつものように『はい。白亜館でございます』あくまでもエレガントに
すると『あの~ぅ、突然なんですケド、今から2名って食事できますか…』
一瞬後ろを振り返る
吹:『ありがとうございます。確認いたしますのでこのまま少々お待ちいただけますか?』
女性:『ありがとうございます~(うるうる)』
吹:『お客様、記念日などのご利用なのでしょうか?』
女性:『そうなんです~!!主人の誕生日が近くて。いつもそちらへ行ってみたいと
話していたんですけど、子供が小さいので、なかなか行けなくて今日は
実家で子供を見ていてもらえることになったので、急いで電話しました』
吹:『さようでございますか少々お待ちくださいませ』 … 電話保留
厨房に走り、シェフ~~~今から2名様、ランチお受けしてもいいですかッ
デッキブラシでごしごししていたシェフはじめキッチンスタッフのきょとん
吹:かくかくしかじか
シェフ:おしやるぞッ みんな:へ~い
シェフ:記念日なんだろ。ご主人の名前聞いとけ
吹:はいッ
次、表です
吹:かくかくしかじか シェフOKです
みんな:
わーい、やったぁ
吹:『大変お待たせいたしました 承れます』
女性:『あ~良かった~』
吹:『ほんと嬉しいです~
実はすぐのご案内ができません…。
30分後のご来店はご了承いただけますか?
よろしければメッセージプレートをご用意いたしますので、
ご主人のお名前をお聞かせください』
みんな、いつもの服装に整え、クロークから引っ張り出してたモノたちを
再度クロークに突っ込み お出迎え準備万全… です
ご来店くださったお二人が、とても喜んでくださったのは言うまでもありません
さらに、シェフが手配してくれて、ホールケーキでのアニバーサリーケーキを
お帰りにプレゼントすることができました
お留守番の方々にも召し上がっていただけるように…
楽しかったなぁ~
あのお店、だからこそできたこんな経験
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